オーバーナイトダイエット

オーバーナイトダイエットとは、簡単な食事療法とたっぷりの睡眠を組み合わせただけの楽ちんダイエット方法です。

アメリカの有名病院「ボストン・メディカル・センター」で栄養や体重管理のマネージャーを務めている医師Caroline Apovianさんが考案した方法で、現役の医師による画期的なダイエットとして一躍話題となりました。

実際、Caroline医師はこの方法で数千人の患者さんのダイエットに成功してきたという実績を持っており、ほとんどの方は最初の1週間で4kg前後の減量を実現しています。

オーバーナイトダイエットでは、食生活と睡眠に注意すれば、ハードな運動を行う必要はないので、日頃運動する習慣がない方でも無理なく始めることが可能。

要となる食生活も難しいルールはなく、自宅で手軽に実践できるので、発祥国であるアメリカではもちろん、日本でも短期集中ダイエットの代表格として人気を集めています。

オーバーナイトダイエットの効果

オーバーナイトダイエットが「寝ながら痩せるダイエット」と呼ばれる理由は大きくわけて2つあります。

筋肉量をキープできる

ダイエットでは食事の量を減らして摂取カロリーを抑えるのが基本ですが、食事制限をすると脂肪が落ちる分、筋肉も若干落ちてしまいます。

筋肉が落ちると脂肪の燃焼率も落ちてしまい、結果的に痩せにくく、太りやすい体になります。

一方、オーバーナイトダイエットでは筋肉を作る高タンパク食をメインとした食事療法を行うため、食事の量を減らしても筋肉量が落ちる心配はなし。

日中活動している間はもちろん、就寝中でも効率よく脂肪を燃やすことができるため、短期間でも着実に痩せることが可能となっています。

インスリンの分泌を抑える

ご飯やパン、麺類などの糖質を摂取すると、体内でブドウ糖に変化し、血糖値が一時的に高くなります。

血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌され、高くなった血糖値を下げてくれますが、インスリンには脂肪をため込む作用があるため、インスリンの分泌量が多いほど太りやすい体になってしまいます。

オーバーナイトダイエットでは、高タンパクかつ低糖質の食事療法を行うので、インスリンの分泌がおさえられ、肥満リスクを軽減することができます。

オーバーナイトダイエットってどんな方法?

オーバーナイトダイエットは1週間サイクルで行うダイエット法で、基本的なルールは3つあります。

1週間のうち1日の食事をスムージーに置き換える

オーバーナイトダイエットでは、7日間のうち、1日だけを3食とも高タンパクのスムージーに置き換えます。

スムージーのレシピはいろいろありますが、タンパク質を大量に摂取する必要があるため、プロテインパウダーまたは無脂肪のギリシャヨーグルトを使用するのがルールとなっています。

ギリシャヨーグルトとは通常のヨーグルトを水切りしたもので、余分な水分や乳清を除去することにより、一般的なヨーグルトの約2倍のタンパク質量を誇っています。

このギリシャヨーグルトもしくはプロテインパウダーを主体に、ベースとして120mlのスキムミルクまたはココナッツウォーターを混ぜます。
これらは低カロリーかつ無糖のココナッツミルクまたはフルーツジュース50mlでも代用できます。

さらにフルーツや野菜、シロップなども入れてアレンジすることができますが、フルーツは2種類、野菜は3種類までと決められており、シロップ類に関しても小さじ1杯程度の量を2種類まで入れることができます。

一度スムージーを飲む曜日を決めたら、その後も同じ曜日にスムージーに置き換える生活を続けていきます。

6日間は高タンパク食を心がける

7日間のうち1日だけを高タンパクスムージーに置き換えたら、後の6日間は普通の食事を摂ることができます。

ただし、ここでも高タンパクメニューを心がけることが大切で、具体的には肉類や魚類、ヨーグルト、卵など、タンパク質をメインとした献立を続けるようにします。

8時間たっぷり眠る

人間は寝ている間に骨や筋肉を作る成長ホルモンが分泌される仕組みになっており、特に午後10時~翌午前2時までの4時間は最もホルモン分泌量の多いゴールデンタイムとなっています。

オーバーナイトダイエットでは、筋肉をつけて痩せやすい体を作ることが目的なので、ゴールデンタイムを含む8時間は質の良い睡眠をしっかり摂ることが重要なポイントとなります。

まとめ・考察

オーバーナイトダイエットは、1週間のうち1日だけをスムージーに置き換えれば、あとはタンパク質中心の生活を送るだけなので、比較的シンプルなダイエット法と言えます。

正しい方法でダイエットを続ければ、文字通り寝ながらダイエットすることができるので、つらい運動が苦手な方や短期間で集中的に痩せたい方におすすめです。

ただ、忙しい現代人にとって、午後10時~翌午前2時までの4時間を含む8時間の睡眠を毎日とり続けるというのは意外と難しく、生活が不規則な方は長く続けられない可能性があります。

また、週に1度の置き換えスムージーについても、仕事の付き合いやプライベートなどでリズムが狂ってしまいがちなので、ある程度生活サイクルが固定されていないと持続するのは難しいダイエットと言えるでしょう。

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