食べたカロリーをカットするサプリメント

最近テレビCMなどで話題になり、一躍注目を集めているのが食べたカロリーをカットするサプリメントです。

通称「カロリーカット系サプリ」と呼ばれるこの商品は、食べた分のカロリーをなかったことにできる画期的なダイエットサプリとして絶大な人気を誇っています。

食べながらダイエットしたい方にとってはまさに理想的なサプリメントと言えますが、はたしてどのような仕組みで食べたカロリーがカットされるのでしょうか?

カロリーカット系サプリの成分と効果

カロリーカット系サプリにはさまざまな成分が配合されていますが、実際にカロリーカットをサポートしてくれる成分としては、以下のような原料が挙げられます。

キトサン

エビ・カニなどの甲殻類の殻に含まれるキチン質から抽出した食物繊維です。

コレステロールの吸収を抑制し、血中コレステロール値を低下させるはたらきがあることが消費者庁によって認められており、特定保健用食品(トクホ)として許可されています。

また、食物繊維ならではの特徴として、腸内環境を整える作用があり、便秘の解消にも優れた効果を発揮します。

桑の葉

昔からカイコのエサとして重宝されてきた桑の葉ですが、近年の研究により、1-デオキシノジリマイシン(DNJ)と呼ばれる成分が含まれていることが明らかになりました。

DNJはブドウ糖の類似物質のひとつで、小腸でブドウ糖のかわりに糖分解酵素「α-グルコシダーゼ」に結合することにより、糖の分解・吸収を防ぐはたらきがあります。

また、桑の葉には食物繊維も豊富に含まれており、便のカサを増やしたり、便の状態を改善することでお通じをスムーズにします。

ギムネマ

インド中南部を原産とするガガイモ科の植物です。

ギムネマに含まれる有効成分ギムネマ酸には、腸内での糖質の吸収を抑えるはたらきがあり、血糖値の上昇を防ぐ効果が確認されています。

血糖値の上昇が緩やかになると、インスリンの分泌も抑制され、脂肪が貯蔵されにくい体になります。

実際、桑の葉はハーブ先進国のイギリスでは糖尿病の治療薬として活用されているほか、2000年以上にわたって伝えられているインドの伝統医療「アーユルヴェーダ」においても、血糖値の急激な上昇を抑えるハーブとして長年利用されてきた経歴を持っています。

また、ギムネマを摂ると砂糖の甘味が減少することがラットを用いた実験で明らかになっており、甘い物の食べ過ぎを予防する効果も期待できます。

カロリーカット系サプリの注意点

カロリーカット系サプリは脂肪の貯蔵を抑制するはたらきがあり、太りにくい体作りに役立ちますが、脂肪そのものに直接はたらきかける作用はないので、サプリ単体で大幅に減量することはできません。

また、カロリーカットと言っても、実際に食べた分のカロリーを消してくれるわけではなく、あくまで糖質や脂質の吸収をおさえるだけなので、食べ過ぎてカロリー過多になれば、痩せるどころか逆に太ってしまいます。

そのため、効率よく痩せたい場合は、カロリーカット系サプリを利用しつつ、同時に適度な食事制限や運動によるダイエットを続けるようにしましょう。

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